皆さんお久しぶりです。私は今のところ元気です。
緊急事態宣言が発出されたので気軽に外出もできなくなってしまいましたが,こんなときこそ部屋で趣味を楽しみませんか…?
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BNSF Fuselage Trainをつくる

ということで,ちょうど一年ほど前に米国から個人輸入したこちらの模型を仕上げることにします。
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ずっと欲しかったのに,某輸入代理店では定価の2倍くらいで売られていて,さすがにこれは無いなと思ってて,ネットで出てきた名も知らぬ米国の模型店とメールをやり取りして購入した思い出深いもの。
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知る人ぞ知る,米国中部のカンザス州から西海岸ワシントン州までB737の機体を運ぶBNSF鉄道のボーイング専用貨物列車(BNSF Fuselage Train)です。
二箱で送料を入れて170ドルほどでした。
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肝心の中身なんですが,飛行機は緑一色,周辺の部品は全てランナーに付いたままの状態。
既に初期不良的な破損も見つかってどうしようか悩んでいるうちに,組み立てが面倒で放置してました。

当然ながら本邦のメーカーほどの品質ではありませんが,このままでは宝の持ち腐れになってしまうので,とりあえず仕上げていきます。
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まずはお腹をマスキングして黄色で塗り分け。
しっぽは実物を参考にしつつマットブラックに塗っておきます。
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Ice breakerと機体の台座はランナーから切り離し,軽くヤスリがけしてから塗装。
3階の窓辺で塗ってたら下の草むらに落ちて探すのが大変でした。
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後方の機器箱は一応塗装済みで,今回は面倒なので手を加えません。
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貨車はかなり精密度が高いですが,とりあえず破損していた箇所を目立たないように治しておきます。
それと,米国の模型は車輪がプラ製なので,ゆくゆくは金属製に交換したほうがよいかもしれません。
長い方に機体,短い方に機器箱が載ることになります。
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塗り分け部分が乾いたところで,デカールを切り出して貼り付け。
冒頭で品質がよくないと述べましたが,デカールは1機に対して2機分入っているので失敗してもやり直せます。ありがてえ…
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でクリアコートしてから部品を組み付ければ完成。
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HOなんじゃないかと思うくらい大きいです。日本の貸しレイアウトでの走行はまず無理でしょう。
そもそも実はNスケールのアメロコを一両も持っていないので,BNSF Railwayでなくとも一両は調達したいなと思っています。
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貨車から機体のケツがはみ出すのがデフォルトになります。アメリカ規格はすごいですね。
ということで,鉄道が好きで飛行機も好きな筆者にとって最も興奮する模型ができました。

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余談ながら,完成後ツイッターで投下したところ,大勢の皆さんが例の脱線事故を思い出されていました。
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産卵のために川を遡るB737とか散々に揶揄されているアレですね。。

皆様もどうぞ体調にはお気をつけてください。